ジェラ公です。
5/11(日)、シグネチャーパビリオン「いのち動的平衡館」(福岡伸一プロデュース)に入館しました。
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いのち動的平衡館
「いのち動的平衡館」のコンセプト
いのちはうつろいゆく流れの中にある。
私たち生命の身体は、つねに動的な状態にあり、物質、エネルギー、情報が絶えず流れ込み、一瞬、流れの中に浮かぶ淀みのような秩序を作り出し、すぐにまた流れ去る。
秩序は、宇宙の大原則である「エントロピー増大の法則」に従って、無秩序になる方向にしか動かない。
しかし、生命だけは、この法則に抗って、自らを率先して分解し、同時に作り直すことによって、なんとか秩序を維持しようとしている。
これが生命のもっとも重要な本質、動的平衡である。
フランスの哲学者アンリ・ベルクソンが言った「坂を登ろうとする“努力”」である。
とはいえ、動的平衡も、宇宙の大原則に抗えども、これに打ち克つことはできない。生命はやがて秩序を失い、大きな自然の循環の中に戻る。
つまり個体の生命には有限性がある。
有限があるがゆえに生命は輝く。
そして有限ではあるものの、無限の生命連鎖に連なる。
私のパビリオンでは、この生命の動的平衡を体感してほしいと願って、建築計画を進めた。
パビリオンでは、生命が動的平衡を保ちながら、うつろいゆく流れの中で、ひととき自律的な秩序を表す姿を体現している。
それは、ふわりとした細胞膜が形態形成を果たす途上の、一瞬のいのちのゆらめきに見えるかもしれない。
プロデューサー 福岡伸一
「いのち動的平衡館」のプロデューサー・福岡伸一氏のメッセージ
現在の私たちは、EXPO’70が約束したはずの「人類の進歩と調和」の中にはいない。繰り返し大災害に苛まれ、経済は停滞し、新たな戦争まで始まってしまった。
ますます分断が深まる現代社会。混迷から抜け出せないのはなぜだろう。それは「いのち」とは何かを考える根本的な視点「生命哲学」が抜け落ちているからではないか。
「いのち動的平衡館」では、動的平衡をキーワードに、よりよい社会と地球の未来に向けて、いのちを捉えなおすためのフィロソフィーを手渡したい。
「いのち動的平衡館」の中
パビリオンの中にあるのは、32万球の繊細な光の粒子が自由自在に明滅する、立体的なシアターシステム「クラスラ」です。
「クラスラ」とは、細胞の中の骨組みを構成するタンパク質、クラスリンの名前に由来しています。絶えずうつろいゆく光の粒子たちが、利己ではなく利他によって紡がれてきた38億年の生命のドラマを描きます。
(「いのち動的平衡館」ホームページより)
ということでしたが、ジェラ公にはよくわかりませんでした。
終わりに福岡伸一氏がいろいろ説明してましたが、哲学的な内容で、あまり万人受けはしないと思いました。(「利己ではなく利他」というのだけ何となくわかりました)
大阪・関西万博
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