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【EXPO 2025】日本館

ジェラ公です。

5/11(日)、「日本館」に入館しました。

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日本館

「日本館」のコンセプト

人間だけではありません。すべての動物や植物は、あらゆるモノは、そして社会でさえも、ひとつの役目を終える瞬間に何かが受け継がれ、カタチを変えながら新たな役目を獲得する、というつながりの中に存在します。そんな「いのちといのちのあいだ」に目を向けてみると、この世界は無数の「小さな循環」によって成り立っていることに気づくはずです。

これからの豊かさとは、すべてのいのちに敬意を払いながらその意味や価値を見つめ、大きなつながりの一部となることで生まれるはず。そしてそれは、この国に息づいてきた自然観や美意識に他なりません。

「日本館」のパビリオン構造

円環状の構造体によって、いのちのリレーを体現する日本館は、ホスト国のパビリオンとして唯一無二の存在感を放ちます。

最大の特徴は、円を描くように立ち並ぶ無数の「木の板」。その隙間からは内部を垣間見ることができ、中と外、展示と建築の連続によって、日本館のテーマにもある「あいだ」を来場者が意識するきっかけをもたらします。

主にCLT(直交集成板)で構成される「木の板」は、万博終了後に日本各地で建物としてリユースされることを前提に、解体や転用がしやすいよう工夫されています。

「日本館」の中

「Plant Area」・「Farm Area」・「Factory Area」の3つのエリアに分かれていて、循環しているようすが表されています。

本日はFarm Areaから。

藻類が育てられているプール。

32種類の「藻類×ハローキティ」

藻類にはいろいろな力があるそう。

CO2吸収量は杉の14倍

油の生産効率はひまわりの14倍

たんぱく質の生産効率は大豆の36倍

などなど。

藻類がチューブで光合成しながら、あたらしいエネルギーへ。

これが未来の森の姿。

館内のトイレは、日本的でいい感じ。

お次はFactory Area。

藻類とバイオプラスチックを混ぜ合わせ、ロボットアームと3Dプリンターでスツールを作っています。

つくられたスツール。館内のあちこちで使われていました。

最後はPlant Area。

微生物による分解が進むことで自然に戻る「生分解性プラスチック」。

これは、海水中での分解を可能にした生分解性プラスチックでつくられた器。一般的なプラスチックと同じように使用することができます。
日本のメーカーが開発したこの技術は、環境負荷が少なく、海洋ごみ問題の解決策となる可能性もあり、いまも研究が進められています。

円形の中庭に現れる、光をたたえた巨大な水盤。微生物のチカラを借りて純水に近いレベルまで浄化された水ということです。

最後に、世界最大級の「火星の石」。

まとめ

総工費150億円の気合いの入った日本館。

藻類でいろいろやれるらしいことが知れる展示。 ニッポン、頑張ってほしい‼️

今日はバングラデシュのナショナルデーで、日本館の前には日の丸と色違いのバングラデシュの国旗。

大阪・関西万博

今回の「日本館」を含む、

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