アメリカでドライブをしていると、当然のことながらガソリンが減ってきます。今回は「アメリカでの給油の方法」を紹介します。
アメリカでは「GAS STATION」といいます
日本では「ガソリンスタンド」といいますが、アメリカでは「GAS STATION(ギャス・ステイション)」というらしいです。略したら「GS」と一緒なんですけどね(^^)。「ガソリンスタンド」と言っても通じませんので・・・
給油の基礎知識
ガソリンの種類
通常のガソリン(無鉛ガソリン)は、 「unleaded」といい、オクタン価の違いによって3種類が用意されています。
【Regular】
日本で言う「レギュラーガソリン」と同じ扱いになるのは、無鉛ガソリンの中で最も低価格のもの。店舗によって、「Standard」などのところもあります。
【Plus】
日本の「ハイオク」と同じような扱いになるのは、中間クラスのもの。「Super」などの表記の場合もあります。
【Supreme】
最も上のクラスのものです。「Premium」などの表記の場合もあります。
レンタカーで入れるのは、通常は一番安い「Regular」です。
※この他、ディーゼル燃料(Diesel)や有鉛ガソリン(Leaded)もあります。
給油口の位置
これは、日本車の場合でも同様なのですが、燃料計の三角マークが指している側にあります。
このクルマの場合は左側ですね。
給油の仕方
まず、ガスステーションに入り、Pump(パンプ)の場所に停めます。アメリカのGSは基本セルフです。
日本のクレジットカードは給油機では使えない
このPumpは⑫です。この番号を覚えておきます。
この給油機にはカード差込口があって、「Credit or Debit」などと書いてあり、クレジットカードが使えるのかと思って試してみましたが、エラーとなります。いろいろな場所でとりあえず試してみましたが、どこも無理でした。どうやらアメリカで発行されたカードしか受け付けないらしいです。
ということで、どこのGSにもあるお店(コンビニであることが多い)のレジで、直接支払いです。
料金は先払い
お店に向かいます。
トイレも無料で使えますので、休憩にいいですね。
レジに並びます。
レジでは次のことを伝えます。
・Pumpのナンバー・・・給油機のほうを指さしながら、「ガソリン ナンバー⑫。」で大丈夫です。
・給油量・・・金額でいいます。「20ダラー プリーズ。」でいけます。
このあと、店によってはガソリンの種類を聞かれますので、「レギュラー」と答えます。聞かれない場合もあります。(3回か4回に1回ぐらいの割合で聞かれたかな?)
これで終わりです。あとはクレジットカードか現金で支払い、給油機に向かいます。
給油する油種のボタンを押し、ノズルを給油口に入れます。
レバーを握ると給油が始まります。ずっと握っていても、給油量の上限に近づいてくると給油スピードがゆっくりになり、最後は自動で止まります。
また、下の写真のようにピンをひっかけておけば、握らなくても給油を続けて、勝手に終わります。
給油が終わったら、あとはキャップをきちんと閉めて、立ち去ってOKです。(一度キャップを閉め忘れて運転を始めたら、そばにいた人にすごいリアクションで教えてもらいました(^-^;))
※支払った分が全部入りきらずに満タンになってしまった場合、もう一度レジに戻って「ナンバー⑫、チェンジプリーズ」でお釣りをもらいましょう。
ガスステーションは、そんなに危ない雰囲気はないけど、やっぱり明るいうちにが基本やで。
それと、田舎になると何マイルも何もない風景が続くから、早めの給油が大切やで!