【2016年8月 富士登山(須走口)①】娘が10歳になったので、幼いころからの約束、富士山に登ります。本当に登れるのか?

2016.08 富士登山
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ジェラ公です。

娘が幼稚園の頃から、夫と娘は近所の山によく登りに行っていました。機嫌よく歩くので、「10歳になったら富士山に登ろうな。」と約束していました。

娘も、はや5年生・10歳となりましたので、今夏、夫と娘は富士登山を決行することになりました。

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富士山に登る準備

ルートの選択

4つのルート

富士山に登るルートは

・吉田ルート(黄色)の登山口:富士スバルライン五合目

・須走ルート(赤色)の登山口:須走口五合目

・御殿場ルート(緑色)の登山口:御殿場口新五合目

・富士宮ルート(青色)の登山口:富士宮口五合目

の4ルートがあります。

富士登山オフィシャルサイトより

各ルートの特徴

富士登山オフィシャルサイトより

詳しくはこちら

富士登山オフィシャルサイト
環境省・山梨県・静岡県による富士登山のための総合サイト。富士登山に必要な情報を登山者にお届けします。

「須走ルート」に決定!

夫は、19年前に富士山に登ったことがあります。その時は最短ルートの「富士宮ルート」から登りました。御来光は頂上で見ましたが、そのために、泊まった山小屋を真夜中に出発し、真っ暗な中で登山しなければならず、それがかなり苦痛でした。

他のルートなら御来光はどこからでも見えるということで、山小屋の前で御来光を見てから残りを登った方が絶対に楽しいやろと思い、富士宮ルートは今回は外しました。

一番メジャーなのは「吉田ルート」です。でも夫はアマノジャクなので、みんなが通る道とか、混雑する道というようなことがしっくりきませんので、吉田ルートも外しました。

残りは「須走ルート」と「御殿場ルート」になりますが、御殿場ルートはちょっとハードすぎやろ、ってことで、須走ルートに決定です!

登山道具の準備

登山のためにはいろいろと道具を準備するものがあります。特に子どもの場合は成長するので、購入しても1回しか使わないものになる可能性が高いです。大人にしても、もう二度と登るかわからないですしね(笑)

ということで、レンタルを利用した方がいいなと思うものはそうすることにしました。ザックとか登山靴ですね。以下のお店が富士山に近くて利用しやすいです。

登山道具のレンタルなら【やまどうぐレンタル屋】

富士山登山用品レンタルならそらのした

富士山に登ります!

娘は12月生まれで、昨年末の誕生日に「いよいよ10歳になったなぁ~。今度の夏休みには富士山に登らなあかんなぁ!」と言ったところ、娘は「うん・・・」と返事しながら、あまり乗り気でない様子。約束したのは5~6歳ぐらいのころで、そのあとも折あるごとに言ってはいたのですが、10歳ともなると自我が芽生えてくるので、仕方がないところかなと思います。

夫自身も齢40半ばとなり、はじめに言っていたころとは体力的にだいぶ落ちてきているのを実感しているので、「登れるのか?」と思うところもあります。

ですが、ここは攻めるべきところかなとも思いますので、無理やり決行です!

富士山に出発

今日は8月15日。今回の旅行は富士登山に東京ディズニーと日光観光を合わせています。ので、富士山に登るのは夫と娘ですが、妻も帯同し、富士登山中はベースキャンプ(?)の御殿場で待機します。

従来から立てていた計画では、18日に登る予定だったのですが、台風7号がドンピシャで来そうなので、昨日急遽予定変更し、本日登ることにしました。

深夜1:45に自宅を出発し、途中休憩をはさみながら朝に御殿場に到着しました。

台風上陸前に、とは言え、今日も天気が悪く、麓では雨と濃霧で富士山の姿自体が全く見えません。

「道の駅 すばしり」に9:00に到着。ここが須走口へのシャトルバスの出発点になっていますので、ここで妻とお別れ。妻は今日は御殿場に泊まり、明日またここに迎えに来てくれる予定です。

須走口五合目(2000m)に到着

シャトルバスで30分ほど登ると五合目に到着。最初は天気が悪く、どうしたものかと思いましたが、五合目に来ると雨も止み、霧もマシになって来ています。

須走口五合目は標高2000m。夫が昔登った富士宮口五合目は2400mなので、やっぱりちょっとキツいのかなと思ってしまいますね。

にぎやかな感じではないですが、一応2軒のお店があります。

五合目「菊屋」というお店で食事&高度順化中。娘は月見うどん。

夫はここの名物「きのこそば」を食します。美味!

焼印を押してもらうために杖を購入。 もうすぐ1時間になるので、そろそろ出発します 。

五合目(2000m)~新六合目(2420m)

須走口は他の登山口と違って、最初は森林が広がるのが特徴です。富士山らしからぬ野趣あふれる光景です。しかし登り始めたら気候が再び霧雨状態となり、苦痛です。

風が一方向から吹くのでしょうか?葉っぱがこんな感じの流れで固定されています。

新六合目(2420m)長田山荘

12:30 新六合目(2420m)長田山荘に到着。

五合目から1時間半ぐらいかかりました。この区間、坂はそんなにキツくないのですが、一番長く感じました。

さっそく、杖に焼印を押してもらいます。

ここからの厳しい気候をチェック。

休憩後、さらに登ります。

雨が降ったりやんだり。下界は全く見えません。

本六合目(2700m) 瀬戸館

30分ぐらい歩いたら、次の山小屋が見えました。「七合目か、早いな。」と思いましたが・・・

なんと、本六合目!なんじゃそりゃ?

まぁ、13:35  本六合目(2700m) 瀬戸館に到着。

大好きな「じゃがりこ」を食べて休憩。

しばし休憩後、出発。

雨が降り続いていますが、徐々に雲が下に見えるようになって来ました。

早く雨雲の上に出たいですね。

と、思いながら登っていたら、ついに雲の上に出ました!

さらに1時間ちょっと登ると、雨も上がり七合目が見えてきました。

七合目(3090m) 大陽館

15:20 七合目 大陽館に到着。(3090m)

「太陽館」ではなく「大陽館」なのは、「てんでダメな(点でダメな)山小屋にならないために」という意味らしいです。

本日はここに泊まります。歩いているときはずっと雨で、着いたらやみました。

下界は雲ばかり。

上も曇って見えません・・・

が、しばらくすると、ちょっと青い空も見えたり…

明日の朝、ご来光が見られたらいいなあ!

娘はお疲れのご様子。

夫は、高山病のリスクも考えてビール飲むつもりなかったんですが、こんなビールがあったら買ってしまうわ~(^-^;

※ただし、750円です(^-^;

大陽館の夕食

17:00から夕食。

富士山の山小屋で夕食といえば、「カレーライス」が定番なのですが、ここ大陽館 は夕食がウリの山小屋で、ハンバーグと豚汁が出ます。これが絶品との口コミがあり、それを見てここの山小屋に泊まることにしたのですが、本当にうまい‼️
さらにごはんと豚汁はおかわりし放題なのです。大満足です。料金はちょっとお高いのですが、「他にない」ってことも含めて、大陽館にして良かったです。

大陽館の寝床

結構広めの就寝スペース。4:30に起きて、山小屋の前で御来光を拝む予定です。

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