京阪中之島線が2018年10月19日で10周年を迎えたとのニュースが昨日ありまして、そういえば工事中に見学会に行ったなぁ、と以前書いていたブログを久しぶりに見てみたら興味深かったので、リニューアルして再掲します。(2007年2月の話)
京阪中之島線の工事現場見学会
大阪市立科学館が主催するイベントで、「京阪中之島線の工事現場を見学しよう!」というのがあったので、参加してきました。
京阪中之島線とは?
京阪本線「天満橋駅」から枝分かれして、「中之島駅」に至る地下を走る路線です。2008年10月19日に開業。
見学会開始
まず、科学館から「中之島新線 インフォメーションセンター」まで徒歩で移動。(すぐ近くです)
当たり前やけど、今はないよ。
工事現場へ(地下)
センター2Fで30分ぐらいレクチャーを受け、いよいよGO!
今回見学するのは「第2工区」の中之島~渡辺橋間シールド部と「第3工区」の渡辺橋駅部です。
ここから入ります。(インフォメーションセンター向かいの「玉江門」)
シールドマシンで掘られたトンネル
コンクリートの壁です。
途中から金属っぽい壁に変わっています。
変わっている理由は、だんだん深くなっていて、荷重が大きくなっているので・・・ということでした。
掘った土砂を運び出すポンプ
巨大シールドマシン!
片道掘り終わったシールドマシン。これから反対側のトンネルを掘りながら中之島方面に戻ります。
シールドマシンの側面が傷だらけですね。(後に出てくる、これから第3工区を掘っていくマシンと比べてみてください。)
渡辺橋駅
ここが「渡辺橋駅」になります。どんな駅になるのかな?
こんな駅になりました!
次の工事
第3工区(渡辺橋~大江橋)をこれから掘り進めて行く新しいシールドマシン。
さっき見たキズキズのシールドマシンも、最初はこんなにキレイやったらしいで。
大江橋まで掘って、Uターンしてここに戻ってきます。
地上に戻ります。
見学会終了
こんな風に、実際に地下線を工事している現場はなかなか見られるものではないと思うので、貴重な体験でした。
最後に質問してみました。
なぜ淀屋橋から延伸せずに天満橋からなのですか?淀屋橋から延ばす方がややこしくないし、便利だと思うのですが?
淀屋橋は、京阪電車と地下鉄御堂筋線が同じ深さなので、
延ばすとぶつかってしまうのです。
なるほど!
中之島線延伸計画
中之島線の利用は低迷していますが、今後こんな計画があるそうです。
コメント